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2019年7月20日土曜日

CentOS7にOracle11gR2をインストールする際の注意点

以前、CentOS7にOracle11gR2をインストールしたのですが、
やり方が分からず、とても苦労したのでメモします。

 ◆注意
  私がネットで調べながら試行錯誤して試した内容ですので不備がある可能性があります。
  Oracleサポートに問い合わせして解決される事をオススメします。

■インストール途中でエラーが発生
 CentOS7にOracle11gR2をインストールするとエラーが発生します。

  ※grid infrastructure(ASMCA)でも、
   Database(DBCA)でもインストール時にエラーが発生します。

■エラー原因
 ネットで調べたところ、どうやらCentOS6とCentOS7では
 サービス管理(init)の仕組みが変わっている為のようでした。

  CentOS6・・・init.d
  CentOS7・・・systemd

 上記の違いでインストール途中でエラーとなりました。

■対処方法
 My Oracle Supportから修正パッチをダウンロードする。
 (Oracleのサポート契約を結んでいる必要があります)

 上記の答えに辿り着くのに凄く苦労しました。
 (素直にOracleサポートに問い合わせすれば良かったのかも知れません)

 ただ、上記の答えに辿り着いてもインストールには時間がかかりました。

 理由は、OPatchコマンドのバージョンアップが必要だったからです。

■OPatchコマンドとは
 Oracleに修正パッチを当てる為のコマンドのようです。

  Oracleのインストール中にエラーが発生したら、
  まずは、OPatchコマンドのバージョンアップを行って、
  それから、OPatchコマンドで修正パッチを当てる。

 するとインストールエラーが解決されて無事インストール完了しました。

■所感
 私の場合は、Oracle初心者だったと言うこともあり、
 原因を調べるのにも、対処するのにも、とても苦労しました。
 そして、インストール作業に物凄く時間がかかりました。

 もうこんな苦労はしたくありませんが、
 今回の件で、色々な事を試したり、勉強したり出来たので良かったと思います。

 やはり実際にOracleDBサーバーを構築(インストール)して、
 運用してみる事が凄く大事な経験なのだと思い知らされました。

 まだまだ、Oraleについての経験や知識が不足していますが、
 これからの業務で自己学習を通して、足りない部分を補っていければと思います。

  ※その内、Oracle Master Bronzeを受験しようと思います。
   受験料が高いので、なかなか受験に踏み切れませんが

2019年7月14日日曜日

Oracleデータベースのフルバックアップでエラーが発生する。

■Oracleデータベースのフルバックアップでエラーが発生する。

 昔、Oracle11gR2でフルバックアップを実行中に
 以下のエラーが発生した事がありましたので、メモします。

 RMAN-03009
 ORA-19502
 ORA-27063


■原因
 上記エラーは、バックアップ先の容量不足によるエラーです。


■対処
 バックアップ先の容量を増やすか、不要なファイルを削除して容量を空ける。


■私が行った対処
 私の場合は、不要なファイルを削除しました。

 バックアップ先の空き容量が増えた事を確認して
 再度フルバックアップを実行したところ、
 今後は以下エラーが発生しました。

 RMAN-06207
 RMAN-06208
 RMAN-06210
 RMAN-06211
 RMAN-06212
 RMAN-06213
 RMAN-06214

 どうやらこれはOracleが、
 「バックアップ先にあったはずのファイルが見つからない」と、
 エラー判定している為のようです。

 以下のコマンドを実行し、Oracleにファイルが無くなった事を伝えれば
 エラーは発生しなくなりました。

 rman target /
 RMAN> crosscheck backup;

 これでフルバックアップは正常に完了しました。


■所感
 初めて遭遇したエラーで、正しい対処方法を見つけるのに苦労しました。

 Oracle経験者なら素早く問題解決できると思いますが、
 私の場合は正しい原因が何なのか掴めず無駄に時間がかかってしまいました。(5時間くらい)

 誰かの参考になれば幸いです。