BIG-IPにWinSCPで接続できなかったのでメモします。
■BIG-IPにWinSCPで接続する方法
・BIG-IPのGUI管理画面にadminユーザーでログインする。
https://BIG-IPのIPアドレス:8443
・初期設定でrootユーザーでssh接続できないようになっているので、
GUI管理画面から設定変更してWinSCPが接続出来るようにする。
具体例)
System→Platformの
User AdministrationにRoot Accountの項目があります。
Rootユーザーが使用できるようにチェックを入れ、
Rootユーザー用のPasswordとConfirmを入力します。
最後にUpdateを入力します。
■試した環境
AWSのBIG-IP(無料版)で試しました。
◆注意
もし、AWSを使う場合は、
自分(管理者)だけがアクセスできるように
セキュリティーグループを設定してください。
具体例)
セキュリティーグループのHTTPS(8443)、SSH(22)に
「自分自身が使用しているIPアドレス/32」を登録する。
※「自分自身が使用しているIPアドレス」は
ネットで調べることができます。
(googleで「確認くん」で検索すれば出てきます)
■補足(adminユーザーとrootユーザー)
BIG-IPは、初期設定でadminユーザーと、rootユーザーが存在しています。
基本的には、
GUIログインにはadminユーザー、
CLIログインはrootユーザーを使うようです。
WinSCPで接続する場合はrootユーザーを使わないと接続できませんでした。
(adminユーザーだと何故かNG)
■BIG-IPとは
ロードバランサ(負荷分散装置)です。
WEBサーバーを複数台ある場合に、負荷分散させる際に使用するようです。
例)WEBサーバーが3台ある場合。
エンドユーザーはまずBIG-IPにHTTPアクセスしてきます。
その後、BIG-IPがWEBサーバー3台の内、
一番負荷が少ない(現在の訪問者数が少ない)WEBサーバーに
エンドユーザーを案内します。
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