2019年7月21日日曜日

BIG-IPにWinSCPで接続する方法

BIG-IPにWinSCPで接続できなかったのでメモします。

■BIG-IPにWinSCPで接続する方法
 ・BIG-IPのGUI管理画面にadminユーザーでログインする。
  https://BIG-IPのIPアドレス:8443

 ・初期設定でrootユーザーでssh接続できないようになっているので、
  GUI管理画面から設定変更してWinSCPが接続出来るようにする。

  具体例)
   System→Platformの
   User AdministrationにRoot Accountの項目があります。

   Rootユーザーが使用できるようにチェックを入れ、
   Rootユーザー用のPasswordとConfirmを入力します。

   最後にUpdateを入力します。

■試した環境
 AWSのBIG-IP(無料版)で試しました。

  ◆注意
   もし、AWSを使う場合は、
   自分(管理者)だけがアクセスできるように
   セキュリティーグループを設定してください。

   具体例)
    セキュリティーグループのHTTPS(8443)、SSH(22)に
    「自分自身が使用しているIPアドレス/32」を登録する。
 
    ※「自分自身が使用しているIPアドレス」は
      ネットで調べることができます。
      (googleで「確認くん」で検索すれば出てきます)

■補足(adminユーザーとrootユーザー)
 BIG-IPは、初期設定でadminユーザーと、rootユーザーが存在しています。

 基本的には、
 GUIログインにはadminユーザー、
 CLIログインはrootユーザーを使うようです。

 WinSCPで接続する場合はrootユーザーを使わないと接続できませんでした。
 (adminユーザーだと何故かNG)

■BIG-IPとは
 ロードバランサ(負荷分散装置)です。
 WEBサーバーを複数台ある場合に、負荷分散させる際に使用するようです。

  例)WEBサーバーが3台ある場合。
    エンドユーザーはまずBIG-IPにHTTPアクセスしてきます。
    その後、BIG-IPがWEBサーバー3台の内、
    一番負荷が少ない(現在の訪問者数が少ない)WEBサーバーに
    エンドユーザーを案内します。

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